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建通新聞社四国
2012/02/03

【香川】低入のマイナス評価を強化 県

 香川県土木監理課は、総合評価方式で実施される入札において、低価格応札に対して減点評価しているが、2月1日公示案件から減点幅を30点から60点に強化した他、減点期間も90日から150日間に延長した。また入札参加資格審査の技術評価点数も一部見直し、2012年度の入札参加資格分から適用する。
 総合評価方式で実施する案件について、低価格での応札に対して減点評価しており、低入札価格調査基準価格を下回る応札をマイナス30点としているが、2月1日以降の公示案件からマイナス幅を60点に強化。過去の低価格応札に対しても1回に付き60点(累積)減点され、適用期間も90日間から150日間に延長した。12年度からは減点評価の開始日を「落札決定日」から「開札日の翌日」に前倒しされるもよう。
 入札参加資格審査の技術評価点数(主観点数)の一部見直しでは、12年度入札参加資格分から算定基準を見直し、香川県内に本社・本店があるものに限り県内営業所の雇用者数についての評価を追加。内容は1人につき0.5点を加算、上限は20点とする。
 他、ショベル系掘削機やブルドーザー、トラクターショベルの機械運搬具の評価も見直し、台数評価を追加した。内容は1台につき2点を付与、上限は15台30点。
 従業員数や保有台数の確認は経営事項審査時に確認するため、改めての申請の必要はない。