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北海道建設新聞社
2012/02/08

【北海道】ワイン産地・空知の魅力をPR−空知総合局がポスター作製 

 ワイン産地・空知をもっと知ってください―。空知総合局は、醸造用ブドウと空知産ワインの振興に向けた取り組みの一環として、PR用ポスターを1000部作製した。飲食店やワイン販売店、観光関連施設のワイン関連イベントなどに無償配布し、ワインを中核とした空知地域のさらなるイメージアップを図るのが狙いだ。
 空知総合局では、ワイン振興による地域活性化を局の特定課題として位置付け、ワイナリー(ワイン醸造所、ワイン製造に関わる事業)経営に関する総合的な支援や空知産ワインのブランド化などを推進している。
 取り組みを本格化させた2011年度は、同局をはじめ、空知管内の醸造用ブドウ、ワイン生産者らで構成する「そらちワイナリー・ヴィンヤード連絡会議」を設置。ワインセミナーも開催するなど、醸造用ブドウと空知産ワインの振興を地域活性化につなげようとする機運の高まりを後押ししている。
 今回作製したPRポスターはA1(縦841_×横594_)サイズで、空知産ワインを表現したような芸術性あふれるデザイン。より多くの人に空知の魅力を知ってもらおうと、アニメーショングループ「Kocka(コチカ)」の金子友里香さんをグループリーダーに、同局と道教育大芸術課程美術コースの現役学生らがタッグを組んだ。
 デザインは、空知管内の地形を切り取った図形の中に、ワインの本場であるヨーロッパを思わせるような広大なブドウ畑をイメージする写真を配置。その中にコンセプトである「SORACHI 僕たちが選んだ場所」の文言を並べた。コンセプトの文言には、高い志を持った作り手たちが自分たちの夢を実現するために、新規就農の場として空知を選んでほしいとの強い思いを込めた。
 同局では、地域イメージアップの協力者にRRポスターを2枚まで無償配布中だ(2枚以上は要相談)。