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建通新聞社(岡山)
2012/02/10

【岡山】津山圏域クリーンセンター建設は公設民営方式で整備

 津山圏域資源循環施設組合は、津山圏域クリーンセンターの建設を計画、公設民営方式(DBO方式)で整備・運営するため事業者選定の公告を行った。
 総合評価方式により決定した事業者は熱回収施設、リサイクル施設、外構などの設計・建設工事・運営維持管理を行う。リサイクルプラザの機能を含む管理棟については設計のみを担当する。
 同組合では最終処分場、還元施設、本施設用地外の外構の設計・建設工事・運営維持管理を行い、管理棟については建設と運営維持管理を担当する。
 募集のスケジュールは、3月16日に参加表明書と参加資格申請書、7月9日に提案書を提出し8月下旬のヒアリングと入札を経て、9月中旬に落札者を決定する。建設期間は2012年12月から15年11月まで。
 入札参加資格は、設計企業@、設計企業A、建設企業および運営企業による共同企業体で、すべての構成員または協力企業は津山市、鏡野町、勝央町、奈義町、美咲町のいずれかにおいて11年度の入札参加資格を有していること。
 設計企業@は複数の企業による構成が可能で、熱回収施設のプラントを設計する企業は、1日100d以上(1日50d以上を2炉)で全連続炉の実績などを有すること。リサイクル施設のプラントを設計する企業は、一般廃棄物処理場について、破砕設備や磁力選別設備、アルミ選別設備の設計実績を有することなど。
 管理棟の設計を担当する設計Aは、一級建築士10人以上を有することなど。
 建設企業は、複数の企業による構成が可能で、建屋の建設を実施する企業は建築一式工事の総合評点が1200点以上であること、熱回収施設のプラントを建設する企業は清掃施設工事の総合評点が1000点以上であることなど。
 運営企業は複数の企業で構成が可能で熱回収施設のプラントを運営する企業はボイラータービン式の発電設備付きで2炉以上のストーカ方式の運転実績を有することなど。リサイクル施設を運営する企業は破砕設備や磁力選別設備およびアルミ選別設備の運転実績を有することなど。
 同センターは、津山市領家地内の用地25・5fに1日最大処理量128d(64d×2炉)の熱回収施設、1日最大処理量38dのリサイクル施設、最終処分場6万d、管理棟、公園などを整備する。