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建通新聞社四国
2012/02/10

【徳島】格技場等新築を計画 鳴門渦潮高等学校

 徳島県は、2012年度に開校する鳴門渦潮高等学校で格技場等新築や環境棟など既存校舎の耐震改修を計画している。現在、工事に向けた設計が進められており今後、着手時期を調整していく。
 格技場等の規模は鉄骨造2階建て延べ約1500平方b。内部には、格技場および小体育館を設置する。設計は平島弘之+TEAM28(徳島市)が担当。場所は解体を行う第3機械棟の跡地を予定。
 耐震改修を予定している校舎の規模は、環境棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ1195平方b。第1機械棟が鉄骨造平屋571平方b。第2機械棟が鉄骨造一部鉄筋コンクリート造2階建て延べ704平方b。プラント棟が鉄筋コンクリート造平屋330平方b。耐震改修では、構造補強、非構造部材・設備補強。内部改修として内装(壁・床・天井)、建具、屋上・屋根防水、外壁、鉄骨造外部階段、電気・給排水・空調設備など。なお、プラント棟では、耐震改修は行わない。設計は宮建築設計(徳島市)が担当。
 このほか、第2教室棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ949平方b。図書館が同造2階建て延べ715平方b。耐震改修では、構造補強、非構造部材・設備補強。内部改修として内装(壁・床・天井)、建具、屋上防水、外壁、鉄骨造外部階段、電気、給排水、空調設備など。設計は松村建築計画研究所(鳴門市)が担当。
 鳴門渦潮高校は、県立鳴門第一高校と市立鳴門工業高校を再編統合し、12年度からスタート。新高校を現鳴門工業高校(鳴門市大津町吉永)に設置することから、施設の耐震化、施設・設備などの教育環境を整備する。このため、12年度から14年度までの間は、鳴門第一高校(撫養キャンパス)と鳴門工業高校(大津キャンパス)の両校で授業を行い、15年度から鳴門工業高校側に統合することにしている。