トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2012/02/10

【香川】特養394増床など盛る 県高齢者保健福祉計画案

 香川県は、2012年度から14年度までを計画期間とする県高齢者保健福祉計画案をまとめた。計画には期間中に高齢化社会に向けて不足する施設として特別養護老人ホームを394床、介護老人保健施設を40床、介護専用型特定施設を129床新たに整備する目標値を盛り込んだ。
 3日開かれた香川県社会福祉審議会高齢者保健福祉専門分科会(会長・一井眞比古香川大学名誉教授)に事務局から第5期高齢者保健福祉計画案が示された。
 長寿社会に対して今後の増加を見込み必要施設の充足を図るために、具体的な整備目標を定めるもので、11年度までの第4期計画の次期計画。期間は12年度から14年度までの3カ年。
 期間中に整備が必要として計画に盛り込んだ整備目標は、特別養護老人ホームを394床とし12年度に59床、13年度に73床、14年度に262床。
 介護老人保健施設を40床とし12年度に20床、14年度に20床。
 介護専用型特定施設を129床とし12年度に63床、13年度に36床、14年度に30床増床する年次整備計画を定めている。
 地域別の整備計画は東かがわ市とさぬき市を圏域とする大川圏域で特別養護老人ホームを13年度に15床、14年度に20床の計35床。
 小豆圏域で特別養護老人ホームを14年度に20床。
 高松市と三木町、直島町を圏域とする高松圏域で特別養護老人ホームを12年度に59床、13年度に58床、14年度に74床。
 中讃圏域で特別養護老人ホームを14年度に90床、介護老人保健施設を12年度に20床。介護専用型特定施設を12年度に63床、13年度に36床。
 観音寺市と三豊市を圏域とする三豊圏域で特別養護老人ホームを14年度に58床。介護老人保健施設を14年度に20床。介護専用型特定施設を14年度に30床整備する目標値を定めている。