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建通新聞社四国
2012/02/10

【愛媛】DB方式で12年度発注 八幡浜総合病院建替

 老朽化が著しい八幡浜総合病院(大平1番地耕地)の現地建て替えを計画している八幡浜市は、全体の経費や工期をできるだけ抑えたいとして、設計および施工業者の選定に、設計と施工を一括して発注するデザインビルド(DB)方式を採用する方針だ。2012年度中の発注を目指す。
 現在、市では設計施工プロポーザル支援業務をアイテック(東京都中央区)に委託して進めており、本年度内には参加表明者の資格要件や選定基準などの詳細を煮詰めるとしている。また、医療施設耐震化臨時特例交付金を活用するため、耐震診断業務を大野建築構造事務所(松山市)で進めている。
 昨年開催した市議会全員協議会で示された建て替えプランによると、敷地面積は1万8234平方b(病院敷地1万5800平方b、飛び地2434平方b)。施設は鉄筋コンクリート造で延床面積は約1万6000平方bを見込んでおり、免震構造を採用する。既存の立体駐車場は残すことを基本にしている。病床数は222床(HCU20床、感染症2床を含む)。工期は4カ年を想定している。
 建て替えプランの作成は、内藤建築事務所(京都市)が担当した。