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建通新聞社(岡山)
2012/02/17

【岡山】岡山県当初予算は公共事業費492億円で約16億円の減額

 岡山県は15日、2012年度当初予算案を公表、一般会計が11年度当初比1・7%減の6487億1400万円となった。公共事業費は492億円で約16億円の減額となったが、地方負担額ベースでは11年度と同額を維持した。このほか、特別会計が0・3%増の2620億8200万円、企業会計が10・9%増の128億1800万円。
 予算要求額に対する知事査定事業では、県北部の就労による社会自立を目指した専門的な教育を行うため、閉校する弓削高校校舎を活用して職業コースを設置するための誕生寺支援学校弓削校舎整備費1億9473万円が新規計上された。
 主な事業は、15年度末までの完了を目指している県立学校施設の耐震補強推進費約15億1000万円を計上、75棟(20校)の実施設計、23棟(16校)〈うち10棟(6校)は12年度〜13年度事業〉の耐震補強工事を進める。
 このほか、県立都市公園施設長寿命化対策事業として、総合グラウンドなどの各種施設の長寿命化計画策定費とカンコースタジアム(陸上競技場)などの改修費に約1億円、空港施設の耐震・防災対策事業として、岡山空港施設の耐震調査と岡南飛行場施設の浸水被害軽減のための対策費1752万円、農業用ダム緊急調査事業として、県下の農業用ダム31カ所のうち耐震設計基準制定前に県が築造した2カ所のダムの調査費1200万円など。