トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2012/02/21

【徳島】投資的経費は65億余 徳島市の当初予算案

 徳島市は、2012年度当初予算案を発表した。3月に市長選を控えているため骨格予算となっており、一般会計の総額は前年度当初比7・7%減の872億2000万円。義務的経費や緊急性・継続性を要する事業を中心に予算編成されている。投資的経費は、同比15・4%減の65億8955万円。
 投資的経費のうち普通建設事業は65億5955万円。内訳は、補助事業が同比32・4%減の25億6423万円、単独事業が同比0・8%増の39億0781万円、受託事業が同比2・4%減の8000万円、県営事業が同比25%減の750万円。災害復旧事業は前年度と同額の3000万円。
 防災対策への取組みを重点的に進めることにしており、民間・公共施設の耐震化に16億8554万円、避難対策に強化に4億0087万円、防災体制の強化に8088万円などを配分し、耐震対策を積極的に進めていく。
 主な建設関連事業は、四国横断自動車道関連の整備に5億9490万円、街路の整備に2億2395万円。耐震性が低く、老朽化も著しい施設の増改築を計画的に実施するため大松小学校屋内運動場増改築に1億6362万円、沖洲小学校校舎等増改築(用地取得含む)に3億9799万円、徳島中学校屋内運動場増改築に3億7546万円。橋りょう長寿命化事業に9500万円。また、街路事業の整備に伴い、富田中学校敷地の一部を活用し建設する(仮称)昭和児童館建設事業に2352万円、同じく昭和コミュニティセンター建設事業に9581万円などを計上している。