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建通新聞社四国
2012/02/21

【香川】JR高松駅南に高速バスターミナル整備 高松市

 高松市は、JR高松駅南の遊休地に高速バスターミナルを整備する。2012年度中に都市計画決定の変更や事業認可申請手続き、測量、詳細設計などを行い、13年度から整備着手し、秋の整備完了を目指す。
 概略計画を15日開かれた市議会建設水道調査会(西岡章夫委員長)で説明した。
 今後のスケジュールは、新年度の早い段階で測量・詳細設計を外注するとともに、都市計画決定の変更手続きに入り、下期に事業認可申請、年明けに用地取得、13年度早期に発注し整備着手、秋ごろの供用を図る。
 現在、高速バスの乗降場所は駅前広場ターミナルにあり、路線バスなどと共用しているが、便数が00年3月の47便から141便(10年9月)に増便されており、待機スペース不足や送迎者用駐車場がなく、路上駐車など周辺の混雑が顕著となっていることから、市は県と協力して高速パスの乗降場を未利用の駅南地区に整備することとした。
 計画では高速バス乗降場5カ所、送迎用駐車場約40台、発券・待合所建物を整備する。
 また高速バス発券所の移転後、空きスペースにトイレを整備する。
 整備用地は10年3月に事業中止した高松琴平電鉄立体交差事業の高松築港駅の整備予定地として確保されていた。用地は約4070平方bで市土地開発公社が約2030平方b、県が約2040平方b所有している。
 概算事業費は市公社からの用地取得費約21億円を含み約23億円。