トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2012/02/24

【大阪】大阪府 中之島西部エリアにシンボル空間を 12年度に検討調査 倉庫地域の活用など 

 大阪府は、「水と光のまちづくり」の一環として、中之島西部エリアのシンボル空間創出事業などに取り組む。2012年度予算案に検討調査費などを計上。倉庫地域での新たな空間整備や、規制緩和による水辺利用などを検討する予定だ。
 対象エリアは中之島からユニバーサルスタジオ・ジャパン(USJ)までの水辺沿い。大阪市北区中之島2丁目の一部と3〜6丁目。福島区福島、玉川、野田。西区土佐堀、川口など。
 中之島西部エリアのシンボル空間創出の推進には1,000万円を予算案に計上。事業内容としては、@ワーキング・会議の企画運営A民間投資等の仕組み・運営の検討B水辺を生かした魅力づくりの試験実施C試験実施の効果検証−などを予定。
 水面を利活用する民間開発やまちづくり活動を誘発しながら「海からのゲート空間」にふさわしいシンボル空間の実現を図る。具体的には、@中之島西の剣先のシンボル化A大阪中央卸売市場の「食」を生かした水辺のコンテンツづくりB倉庫跡地のリノベーションによる水辺のライフスタイル創生C規制緩和によるアートなど水辺での活動の場づくり−を目指す。
 エリア内の川口・安治川地区には倉庫群が形成されており、レトロな雰囲気。近年、これを生かして旧倉庫をイベント空間や飲食店に改造するなど新しい試みが進んでいる。また、住友倉庫の建物(大阪市西区川口2−1)は、1929年の完成。鉄筋コンクリート造6階建てで、本社、大阪支社、倉庫の三つの機能を備えた巨大な建物。約5haの敷地に延べ約1万5,000uの規模。老朽化が進んでおり、今後の再開発が注目される。
 シンボル空間を生かす水辺とまちの回遊性の向上には850万円の予算案を計上。民間管理主体のニーズに合わせた船着き場周辺の水面利用の規制緩和とルールづくりや、回遊の魅力を高めるコンテンツづくりを予定している。