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建通新聞社(東京)
2012/02/29

【東京】 八王子市 新体育館の整備内容を公表

 八王子市は、PFI手法で整備・運営を計画している新体育館(狭間町)で優先交渉権者となった特別目的会社「八王子ゆめおりサポート」(代表企業=大成建設)の提案内容などを公表した。3月に議会承認を得て事業契約を結ぶ予定で、設計・建設期間は契約日から2014年7月まで2年4カ月。開業準備期間を経て14年10月の供用開始を予定している。同社との契約金額は119億4629万1923円(税込)。
 新体育館の規模は、鉄筋コンクリート造4階建て約2万2000平方b。メーンアリーナは約3000平方bを確保し、観客席2100席。サブアリーナは約2200平方bで観客席700席。このほか、多目的室やトレーニング室を配置するほか、耐震性貯水槽や防災備蓄倉庫を整備する。また、太陽光発電装置の設置も予定。
 運動広場は、砂入りショートパイプ人口芝で、約4900平方bを確保し、夜間照明設備を設置する。また、敷地北側に幅員2b、延長約200bの歩道整備も行う。
 特別目的会社の構成員は、梓設計(設計・工事監理)、ORK建築設計集団(工事監理)、田中建設(建設)、大成サービス(維持管理)、住友不動産エスフォルタ(運営)、美津濃(運営)。協力会社として法政大学(運営)、法政クラブ(運営)、ジェイエスエス(運営)が参画している。
 事業費の内訳は施設整備費が約73億円(新体育館分約71億円)、管理・運営費が約42億円となっている。
 建設地は、狭間町1453ノ1の敷地約1・25f。維持管理・運営期間は14年10月から29年9月までの15年間。