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建通新聞社(中部)
2012/03/01

【岐阜】瑞浪市 陶磁器会館を産業振興センターに再整備

 瑞浪市は、国道19号沿いの上平町5丁目にある陶磁器会館と窯業研究所を「(仮称)産業振興センター」として再整備するため、夏までに設計を委託する。2012年度末で設計を完了させ、13年度に再整備の施設大規模改造を行う。12年度予算案には設計などの事業費1000万円を盛り込んだ。
 再整備は陶磁器会館を運営する「財団法人瑞浪市陶磁器会館」の13年3月31日の解散などを受けて計画した。両施設が持つ窯業研究や陶磁器に関する情報発信の機能は保持しつつ、市の新たな顔として陶磁器関係のデザイン発信や瑞浪市全体の産業振興機能を付加していく。
 機能面の詰めを庁内で行っているため再整備の詳細は未定としているが、外構や施設への導線を含めた外回り(外壁・屋根など)のデザインを替え、イメージを一新したい考えがある。内部はレイアウト変更や内装改修程度。耐震面での問題はないとしている。
 既存施設の概要は、陶磁器会館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ2015平方b(1984年完成)。窯業研究所が同造3階建て延べ1335平方b(90年完成)。所在地は上平町5ノ5ノ1。