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建通新聞社(東京)
2012/03/02

【東京】 八王子市 学校耐震 校舎11 体育館25

 八王子市は、小中学校耐震化事業で2012年度に小学校7校の校舎棟と20校の体育館、中学校4校の校舎棟と5校の体育館を対象に工事を発注する。11年度3月補正予算案に小学校7校、中学校3校の耐震補強工事費を計上(24日付既報)。加えて、12年度当初予算案に小学校16校分の体育館と中学校校舎棟1校、体育館3校分の耐震改修工事費を計上している。
 12年度当初予算案には、小学校地震防災対策事業費として7億0197万円、中学校地震防災対策事業費に2億5192万円を計上。12年度当初予算案で対象となるのは、第八小、小宮小、横山第二小、川口小、由井第二小、上壱分方小、城山小、恩方第二小、元木小、美山小、楢原小、由木東小、高嶺小、由木西小、鹿島小、松が谷小の体育館16校分。中学校は、第三中学校校舎棟のほか、打越中と浅川中、椚田中の体育館3校分。
 市では、石森孝志市長の意向もあり、当初15年度を目標としていた全校耐震化を前倒しし、13年度までに完了させる方針。12年度の工事で校舎棟については整備が完了する。順調に整備が進めば、13年度は小学校17校、中学校10校の体育館耐震補強工事を実施する。
 工事発注については、すべて夏休みを利用した工期を想定。設計時点での耐震補強箇所を踏まえて、複数校にまとめた発注など検討している。