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建通新聞社(神奈川)
2012/03/21

【神奈川】日産車体・湘南工場第1地区 基本案を市に提出  

 日産車体(平塚市天沼10ノ1)は14日、2月末で車両生産を終了した平塚市の「湘南工場第1地区」の跡地について、「工業・商業・住宅が一体となった新しいスマートシティの実現を推進する」などとした土地活用策の基本案を平塚市に提案した。アドバイザーの三井不動産(東京都中央区)が検討段階で事業協力する。
 湘南工場第1地区(平塚市天沼10ノ1ほか)の敷地は約19万3000平方b。同社と市は2007年9月に、同所(平塚天沼地区)で新たなまちづくりを行うことで合意。12年2月に「複合的な土地利用で、最新の技術を取り入れたスマートシティの実現や防災拠点の役割を果たす」とし、今回最初の基本案を示した。
 基本案の土地利用構想では、跡地を▽工業系▽商業系▽住居系▽公共公益系―のエリアに分け、バランスの取れた土地利用を目指すとしている。工業系エリアは、研究開発系など新しい機能の導入も視野に入れている。商業系エリアは、広域から集客できる施設を計画している。住居系エリアについては、付加価値の高い住居系機能の導入や環境対策を考慮した住宅地の形成を検討。公共公益系エリアは、公園や緑の多い幹線道路の整備のほか、防災拠点機能などを取り入れる。
 同社は土地利用構想の実現に向け、平塚市の都市計画提案制度を活用し、用途地域の変更などを含めた協議を進めたい考え。施設除去などは計画が固まりしだい着手する。現段階では跡地の大部分を売却する方針。
 また、近接する「第4地区」についても12年度内で車両生産を終了、生産機能を「第2地区」へ集約する。跡地利活用策は「第1地区」とは別途、検討していく方針。第4地区の敷地面積は約1万6000平方b。