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建通新聞社(東京)
2012/03/27

【東京】 平和台駅地下自転車駐車場等を議案件で発注

 練馬区は、2012年第3回区議会定例会承認案件として、(仮称)平和台駅地下自転車駐車場等整備工事を発注する予定だ。対象案件の工事種別は土木工事とし、JV案件となる見込みだ。
 工事は、東京都が行う放射第35号線と環状八号線の立体交差化事業に伴い、東京メトロ平和台駅に接続する駅連絡通路と地下駐輪場を建設する。
 整備概要は、駅連絡通路が延長22b、内径4b×3・1b。地下自転車駐車場が鉄筋コンクリート造・地下二層式で収容台数約1900台。ラック式を採用し、斜路付き階段3カ所、歩行者専用階段1カ所、エレベーターを1基配置する。施設はいずれも放射第35号線の都市計画の範囲内に設置する。
 地下自転車駐車場などの詳細設計はセントラルコンサルタント(中央区)が担当。
 工事は3期に分けて発注する。第1期となる12年度は、駅連絡通路と延長約180bの地下自転車駐車場を建設する。債務負担行為を設定し、工期は14年度までの3カ年。
 13年度は、残る延長約48b区間の地下自転車駐車場の建設と、駐輪場の全区間の躯体内装の詳細設計を委託する。工事は、13年度〜14年度までの2カ年を予定。
 内装工事は、建築と電気など設備を分割し、工期は14〜15年度までの2カ年の予定。供用開始は16年4月を計画している。
 区は11年度予算に駅連絡通路の建設費を計上し、当初は随意契約の発注を予定していた。東京都の事業着手が1年延伸したため、12年度予算で新たに予算計上した。今後、仮設工事のみ東京都に施工委託する計画だ。