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建通新聞社(静岡)
2012/03/28

【静岡】沼津市調達方針発表 総合評価10件試行 予定価格と指名業者は事後公表

 沼津市は23日、2012年度の建設工事等の調達方針を発表した。総合評価方式による入札は実績評価型10件程度を試行する予定する。予定価格と指名業者は事後公表とする。
 調達方針は次の通り。
@競争入札参加資格審査
 ▽入札参加資格の審査−随時受付を行う。4月2日から5月15日の受付は6月1日が登録日になるなど
 ▽格付け−工種ごとにランクを設け、市内業者を格付け。例年6月末に決定、7月の指名から適用、従来通り
 ▽発注基準−従来通り
A入札制度
 ▽入札方式−制限付き一般競争入札、指名競争入札、随意契約(価格範囲は従来通り)
 ▽指名業者−指名基準により指名。ただし、指名定数は格付け業者を指名する案件で原則当該ランクの業者、全社を指名
 ▽電子入札−原則電子入札のみ
 ▽工事内訳書−提出を義務付け、入札金額と同内訳書の合計金額が異なる場合等、不備があった場合は入札無効
 ▽低入札価格調査制度−原則、予定価格5000万円以上の建設工事に適用。09年度から失格基準価格を導入済み
 ▽最低制限価格制度−原則、予定価格1000万円以上5000万円未満の建設工事に適用
 ▽総合評価方式による入札−12年度は実績評価型10件程度試行
 ▽制限付き一般競争入札の資格審査−11年度に引き続き、事後審査型を施行。JVなどの特別な案件は事前審査型で行う予定
 ▽入札の透明性の確保−予定価格の事後公表、指名業者の事後公表(入札結果表に掲載)他
 ▽入札監視委員会−入札・契約手続等を審議、入札・契約制度の改善に向けた検討を行う
B契約の締結など−従来通り
※数値の取り扱い−予定価格、低入札調査基準価格、失格基準価格、最低制限価格は1000円未満の金額は切り捨て
(2012/3/28)

建通新聞社 静岡支社