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建通新聞社(中部)
2012/03/28

【三重】鳥羽市 安楽島保育所、市消防本部など移転

 鳥羽市は、同市の安楽島保育所と市消防本部庁舎、また、鳥羽市社会福祉協議会の障害者生活介護施設の3施設を安楽島町の丘陵部に移転新築する計画だ。東日本大震災を受けて県が策定した津波浸水予測調査を基に建設計画を見直したもので、2012年度から順次、測量調査、建設に着手する考えだ。12年2月の補正予算で調査費などの予算措置を行った。
 計画では、建設予定地として、同市安楽島町、船津町の鳥羽東中学校西側の民地約2・9fと県有地0・6fの計約3・5fを確保し2月議会で土地取得契約を可決した。合わせて市有地もあわせた区域を3施設の用地とした。このうち、安楽島保育所は安楽島町村山などの約1・3fを対象。市消防本部庁舎は船津町字杭木山の約2・7fを移転先とした。
 各施設の計画をみると、安楽島保育所移転新築について、12年度に造成の測量設計、地質調査を行う。2月補正で1133万円が計上された。施設規模など詳細を12年度以降に詰めて、13年度に順次工事に着手し14年度の完成を目指す。既設規模は鉄骨造平屋605平方b。定員110人。1972年4月に開所した。所在地は同市安楽島町704。
 市消防本部庁舎については、2月補正予算で測量設計などの予算として1609万円が計上されたが、議会側が建設地の妥当性について協議が不十分との判断から付帯決議されている。既設施設は、本部庁舎が鉄筋コンクリート造2階建て延べ389平方b、車庫が鉄骨造平屋405平方b。同規模程度以上の施設を前提に規模や機能を検討していくことになる。既設の所在地は同市船津町281。71年に現在地へ移転し、96年に耐震補強を実施している。
 鳥羽市社会福祉協議会(鳥羽市大明町)の障害者福祉部門は「鳥羽市障がい者福祉センター」(仮称)の事業名で、11年度に大明東町の保健福祉センターひだまりの敷地内で建設する計画で事業申請されていたが、大震災を受けて事業着手を延期し建設地の見直しを行っていた。同協議会では12年度の事業としての建設を計画しており、12年度早々にも入札公告の準備が進められる見込だ。計画規模は鉄骨造平屋約700平方b。同施設では、自立支援事業のうち、生活介護事業として行う入浴、食堂、作業室などや、日中一時支援事業の部屋、ホームヘルパーなどの事務所スペースを設ける計画。建設地は平坦な区域で、大規模な造成は不必要な状況。造成設計は社会福祉協議会が負担して行う。建築設計は計画工房ルルム(伊勢市)が担当。