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建通新聞社
2012/03/28

【大阪】京阪電鉄 くずはモール2期開発 設計・施工者は選定中

 京阪電気鉄道(大阪市中央区大手前1−7−31)は、樟葉駅前の大型商業施設くずはモールの第2期開発計画について、今夏に着工すると発表した。地上7階建て延べ約9万uの(仮称)新南館の建設や本館の増床を予定しており、基本設計は東畑建築事務所(大阪市中央区伏見町4−4−10)が担当、実施設計・施工者は現在選定中としている。
 新南館は、現在のKIDS館とくずはコート(床面積合計約6,000u)を解体した跡地に建設。1階から3階まではシネマコンプレックスやゲームセンターなどアミューズメント施設を中心とした店舗を想定し、3階の一部から屋上までは駐車場となる。既存施設の営業を8月末で終了し、解体工事に着手する。
 本館は、現在の西館(延べ約1万6,000u)を解体した跡地を活用して増床する。規模は4階建て延べ約2万2,000u。既存部分と合わせた延べ床面積は約11万uとなる。6月末に西館の営業を終え、解体工事に入る。
 建設地は枚方市樟葉花園町15−1。オープンは2014年春を目指す。
 くずはモールの大規模増床は05年以来。「もっと誇れるくずはへ」を開発コンセプトに高感度なファッション、インテリア、雑貨などの集積を進め、エンターテインメント、住居関連商材などを強化する。増床後の延べ床面積は約20万u、営業面積は約7万2,000u。