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建通新聞社(中部)
2012/04/05

【愛知】県 12年度に6住宅414戸を建替

 愛知県公営住宅課は、2012年度に猪子石住宅など6住宅414戸の建て替え工事を発注する。発注時期は今後決める。対象となるのは猪子石住宅のほか、浅井、西春、清水、中川、諏訪の各住宅。
 建て替え後の規模は、猪子石住宅(名古屋市名東区香南1)が6階建て延べ約3600平方b・60戸、浅井住宅(一宮市浅井町)が8階建て延べ約3800平方b・64戸、西春住宅(北名古屋市鍛冶ケ一色)が9階建て延べ約4600平方b・78戸、清水住宅(東海市荒尾町)が8階建て延べ約4300平方b・72戸、牛川住宅(豊橋市翠ケ丘2)が7階建て延べ約5000平方b・84戸、諏訪住宅(豊川市新道町1)が8階建て延べ約3400平方b・56戸。構造はいずれも鉄筋コンクリート造。
 県が管理している住宅は約6万戸。古いものでは、建設後40年以上が経過しているものもあるが、耐震化率は99%に達している。
 しかし、設備の老朽化などから今後も建て替えの対象となる住宅は増えるとみており、毎年400〜500戸程度の建て替えを進めていく考えだ。
 県では、今後、県内の人口が15年度に739万人、世帯数が25年度に295万世帯と、それぞれピークに達すると予測している。これに合わせ公営住宅についても適正管理戸数を検討することになる。