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建通新聞社(中部)
2012/04/10

【岐阜】県 建設工事にかかる入札制度の一部改正

 岐阜県は建設工事に係る総合評価落札方式における価格以外の技術評価項目を一部見直し、1日以降に公告または入札執行通知する事案から適用する。主な変更としては、土木工事の評価項目で「機械保有状況の評価対象の変更」と「県管理道路に対するボランティア活動の評価期間の変更」「休日および夜間の道路維持作業の実績の評価対象の変更」「県内企業活用率を地域型にも適用」「技術提案(所見)の提案項目の制限」の5つ。
 「機械保有状況」に関しては、従来は自社保有のみ評価対象としていたが、長期リース(3年以上)についても自社保有と同等に評価することとした。
 「県管理道路に対するボランティア活動」では、従来は入札公告日までに行った県管理道路での道路の穴埋め活動ボランティアを評価していたが、これを直近1カ年に実施した道路穴埋めボランティア活動を評価の対象期間に変更した。
 「休日および夜間の道路維持作業の実績の評価対象の変更」は、従来の道路維持活動実績に加え、異常気象時の通行規制業務も評価対象に加える。
「県内企業活用率を地域型にも適用」では、従来の簡易型@や同A、技術提案型に加え、地域型についても県内企業活用率50%以上を評価することとした。
「技術提案(所見)の提案項目の制限」は、A4サイズ片面2枚以内に10ポイント以上の文字サイズで簡潔に記述することとし、提案項目は1課題につき5項目以内、超過した場合は記載順に5項目までの内容で評価する。また、1つの提案項目に対する提案数の制限はしない―などと改めた。