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　名古屋市は10日、２０１２年度工事発注見通しを公表した。総件数は住宅都市局が２０７件、緑政土木局が４４６件、上下水道局が４８２件、交通局が１００件。このうち住宅都市局は１９２件、緑政土木局は２６９件、上下水道局は３９１件、交通局は75件を一般競争入札で発注する。主な工事では、住宅都市局が「第２斎場（仮称）新築工事」などを発注するほか、上下水道局が「中村中部雨水幹線下水道築造工事」などの発注を予定している。交通局は「新藤が丘合同事務所新築工事」などを発注する。緑政土木局は今回の発注見通しに国庫補助事業を含めておらず、補助金などの配分が確定し次第追加公表する。
　住宅都市局は「第２斎場新築工事」を第３四半期に入札する予定。鉄筋コンクリート一部鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造２階建て延べ約１万５０００平方�bの建物を新築するほか、外構工事を行う。工期は約24カ月。第２斎場の関連工事として、第２四半期には「第２斎場みどりの丘その他整備工事」を発注する。軟弱地盤対策と盛り土約４万３０００立方�bを施工する工事で、工期は約14カ月。また、斎場の地元関連施設として建設する「地域交流センター（仮称）」の新築工事は第３四半期に発注予定。そのほか、小中学校23校の大規模改造や、公営住宅の新築工事で戸田第３次・第４次、くさなぎ第２次の発注を予定している。
　緑政土木局は、「中川橋改築工事」の仮橋工を第１四半期に発注する。街路灯の省エネ化工事や、耐震性防火水槽の設置工事などの発注も予定している。
　上下水道局が発注を予定している「中村中部雨水幹線下水道築造工事」は、口径約３７５０�_、延長約２５３０�bのシールド工を施工する。工期は約45カ月で、第２四半期の入札を予定している。ＷＴＯ対象案件として発注する。そのほか「第２次山花町雨水幹線下水道築造工事」を特別簡易型の総合評価落札方式で第３四半期に発注する予定。
　交通局は、第２四半期に「新藤が丘合同事務所新築工事」を発注する。鉄筋コンクリート造５階建ての事務所新築と既設事務所の解体を施工する。工期は約32カ月。また、中村区に新設を計画している「西柳変電所」の建設に伴う連絡洞道の新設工事を第３四半期に入札する。