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建通新聞社(中部)
2012/04/12

【愛知】名古屋港湾空港 効率的な維持管理手法など検討

 国土交通省名古屋港湾空港技術調査事務所は、港湾施設の維持管理を効率化するため、課題の洗い出しや調査手法の検討を進めている。当面は、国が直接管理(直貸し)しているふ頭を対象に、調査検討を順次委託する見通し。調査結果は、国や各港湾管理者に基礎資料として提供する。
 港湾施設の劣化度確認ではこれまで、目視やコンクリート構造物のコア抜き検査を実施していた。これらの手法では、足場の設置や船舶の利用が必要となることから、調査コストの大きさが問題となっていた。同事務所は、カメラを搭載した遠隔装置による調査や、非破壊検査など、より簡便な新手法を比較検討し、コストを縮減する考えだ。
 同事務所は、2011年度にモデルケースとして飛島ふ頭を抽出、「港湾施設ライフサイクルマネジメント」最適化検討業務をポートコンサルタント(東京都文京区)に委託した。
 飛島ふ頭で対象としたのは、TS1、TS2岸壁。両岸壁は、鋼管杭の上部に工場製作の鋼製構造物を設置するジャケット式だが、設置から4年程度で点さびが各所に見られるなどといった課題が指摘された。
 今後は、四日市港の霞ケ浦ふ頭W26、W80岸壁などを対象に、施設の現況確認と、より効率的な調査・整備手法を検討する方針。