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建通新聞社(中部)
2012/04/13

【愛知】東海農政 明治用水など耐震化に630億円

 農林水産省東海農政局は、東海・東南海地震を想定し、矢作川総合第二期地区で基幹水利施設の耐震改修を計画している。2012年度は、全体実施設計など関連する業務を委託する方針。設計期間は2カ年度を予定しており、14年度の工事着手を目指す。事業期間は15年間程度を見ており、総事業費は概算で約630億円を見込んでいる。
 改修対象となるのは、明治用水頭首工、幹線水路、岩倉取水工など。いずれも老朽化が見られ、耐震性能も不足していることから耐震改修を実施する。
 頭首工では基礎部分の支持力不足やゲート、取水工などで強度不足が指摘されている。
 幹線水路では水路の側壁や底板、制水門の門柱基礎壁などを補強する必要があり、整備対象の総延長は15・4`になる見通し。一部水路では暗渠化や、耐震継手の整備などを検討しており、設計の中で詳細を詰める。
 今後、全体実施設計の作成と並行して事業計画書案などの作成や、河川協議などを進める。
 関連する地質調査、測量などの業務は木曽川水系土地改良調査管理事務所が第1四半期から第2四半期にかけて委託する予定。
 同地区は矢作川の中下流に位置しており、関係市は岡崎市、碧南市、刈谷市、豊田市、安城市、西尾市、知立市、高浜市。受益面積は5505fとなっている。