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建通新聞社四国
2012/04/17

【愛媛】綜企画で耐震設計 愛大の城北総合研究棟など

 愛媛大学は、持田団地構内の教育学部付属特別支援学校校舎と城北団地構内の総合研究棟(工学系)の耐震改修を計画しており、プロポーザル方式で検討した結果、耐震改修設計をいずれも綜企画設計(松山市)に委託した。2件とも建築・電気・機械設備の3分割で6月下旬から7月に工事を発注する。
 設備設計については、校舎を新日本設備計画(大阪市)、研究棟を森村設計(東京都目黒区)に委託した。設計工期は、改修・設備とも校舎が6月20日まで、研究棟が6月11日まで。
 持田の教育学部付属特別支援学校は、校舎南棟・北棟および体育館が対象。規模は北棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ1179平方b(昭和46年建設)、南棟が同1286平方b(昭和48年)、体育館は鉄骨造平屋450平方b(昭和48年)。工事場所は松山市持田町。
 一方、城北の総合研究棟は、工学部講義棟と理学部講義棟が対象。工学部講義棟は鉄筋コンクリート造四階建て(昭和38年建設)で改修延べ面積は2652平方b。理学部講義棟(昭和45年建設)は同3階建てで改修延べ面積は813平方b。理学部を先に8月から整備し完了した後、12月頃から工学部を整備する手順で進める。工事場所は松山市文京町。