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建通新聞社
2012/05/01

【大阪】府都市整備部 寝屋川北部地下河川未着工区間 12年度に鶴見調節池の基本設計作成

大阪府都市整備部は、寝屋川北部地下河川計画の下流側・未着工区間で、2012年度に鶴見調節池の基本設計などを予定している。
 寝屋川北部地下河川は延長約11kmの計画。6カ所の立て坑を結ぶ大口径管を完成するごとに調節池として使用。大雨の時の雨水を一時的に貯留して、浸水被害を軽減する。
 鶴見立坑から下流部、大川までの4.6qが未着手の区間。同区間は、淀川左岸線延伸候補地の一部も重なる。鶴見調節池は、鶴見立坑から城北川取水立坑まで延長約1.7qのシールド管となる。
 基本設計委託は、大阪市城東区関目2丁目から守口市南寺方東通1丁目を対象とし、管渠基本設計を作成。第2四半期に発注。12カ月の納期で作成する。
 土質調査と測量も第2四半期に発注。土質調査は、その3(大阪市城東区古市1)、その4(鶴見区鶴見5)、その5(鶴見区鶴見6)、その6(鶴見区横堤5)に分けて発注し、5カ月の納期で作成。測量は、大阪市城東区関目2丁目から鶴見5丁目を対象とし、納期7カ月で発注する。土質調査のその1、その2は、11年度に実施した。
 鶴見調節池の下流側は都島調節池で、城北川取水立坑から大川河口のポンプ場まで延長約2.9qのシールド管となる。12年度の発注予定には調査・設計業務が盛り込まれていない。11年度に4件の土質調査を実施した。