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北海道建設新聞社
2012/05/09

【北海道】高齢者向け賃貸マンションのライフコートシリーズで第5、6弾が計画中 

 タナカメディカルグループ(田中良治理事長)の管理会社、リョーワ(札幌市手稲区西宮の沢4条2丁目3の20)は、高齢者向け賃貸マンションのライフコートで、2011年完成の手稲西に続く、第5、6弾を計画している。設計をT&N北海道設計で進めていて、8月上旬にも着工したい考えだ。
 施設はRC造、6階建てで、第5、6弾を合わせた1棟の形態で構成。延べ床面積は約1万5000m²に上る。住戸数は合計180室程度を想定し、入居者の幅広いニーズに対応できるよう多様なタイプの部屋を用意する。
 レストランや大浴場のほか、レクリエーションホール、フィットネスルーム、リラクゼーションルーム、ライブラリー、ビューティサロンなどを整備し、ハイグレードで充実した場を提供する。
 事業費は土地購入費を含め約25億円を試算し、全額自己資金を充てる。
 建設地は札幌市手稲区西宮の沢4条3丁目309ほか。10年に完成したライフコート手稲、手稲西の隣接地で、これら2棟と中庭を取り囲んだライフコートビレッジを形成する。
 完成は第5弾が13年秋、第6弾が14年春を目指している。
 タナカメディカルグループでは、札幌田中病院や札幌緑誠病院、札幌宮の沢病院のほか、介護療養型老人保健施設博友会、特別養護老人ホーム愛輪園、老人保健施設愛の里、ケアハウスホワイトキャッスルなどを経営。4棟を数えるライフコートシリーズも快適、安全なシニアマンションとして好評を博している。