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建通新聞社(神奈川)
2012/05/23

【神奈川】 横浜市 海外インフラ事業展開で対話開催

 横浜市政策局は、市内企業の海外展開の実現を目指す取り組みの一つとして、関係者の対話の場「共創Y―PORTワーキング」を6月8日に開催する。現在、先着順で参加希望を受け付けている。テーマは「新たな海外インフラ事業の形成に向けて、どのような連携が必要か」。公民連携による国際技術協力「Y―PORT事業」の一環。
 参加資格は、市内に本社や営業所など活動拠点を置き、Y―PORT事業を通じて海外での環境に配慮した都市づくりに関心のある企業や団体。
 ワーキングでは、フィリピン共和国セブ市をモデルに、海外都市でのインフラや環境事業の形成について意見を交換する。横浜市はことし3月、セブ市と都市づくりの技術協力で覚書を結び、持続可能な都市の発展に向けたまちづくりを推進する方針を打ち出した。今後、セブ市への訪問団派遣を検討しており、興味のある企業に今回のワーキングへの参加を呼び掛けている。
 参加費は無料。ワーキングの開催時間は午後2〜5時。場所は関内フューチャーセンター(中区北仲通3ノ33)。
 参加希望者はホームページ(http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/kyoso/yport/yport/)から申し込む。
 市では今後、8月と12月にも海外インフラ事業形成に向けた連携についてワーキングの開催を予定しており、各回ごとに参加申し込みを受け付ける。
 問い合わせ先は、国際技術協力課 電話045(671)4393。