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建通新聞社
2012/07/27

【大阪】大阪府 北大阪急行線延伸の鉄軌道基本設計 パシフィックコンサルタンツが落札 

 大阪府都市整備部は、北大阪急行線延伸の鉄軌道基本設計をパシフィックコンサルタンツ(大阪市中央区)に委託した。落札金額は7,238万円。2013年2月28日までの納期で作成する。
 区間は、豊中市新千里東町1〜箕面市西宿1で、国道423号の地下と上部。今回委託する鉄軌道基本設計は、トンネル2カ所(0.8km、0.4km)と高架橋(0.5km)の比較設計、概略設計。
 入札には10社が参加し、最低額で4社が同額。抽選で落札者を決定した。
 計画は、北大阪急行線を千里中央駅から箕面市内のかやの中央地区まで延伸するもの。(仮称)箕面船場駅と(仮称)新箕面駅を新設。延長は約2.5q。千里中央駅から箕面船場駅と新箕面駅の中間地点までが地下構造(トンネル)となる。その北側を高架構造で整備する予定。現在の概算事業費は420億円。基本設計で縮減を目指す。
 13年度に詳細設計を行うとともに、事業許可、施行認可を得て都市計画決定。14年度の着工を目指す。開業は18年度が目標。