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建通新聞社四国
2012/08/03

【徳島】8月中旬にも要領公示 鳴教大の学生支援棟設計

鳴門教育大学は、鳴門市鳴門町高島地内の大学構内に「総合学生支援棟」の新営などを計画しており、建築と設備の各設計者をプロポーザル方式(簡易公募型)で選定するため、早ければ8月中旬にも要領などを公示する見通しだ。順調なら9月末の設計者決定、10月早々の業務開始を目指していく。
 同施設は、学生・院生の就職や学修支援の観点から学生らのニーズに沿ったワンストップサービス化を図る上で学生の生活全体をきめ細かくサポートする施設として整備を図るもの。2011年度に建築基本原案をまとめており、計画規模は鉄骨造3階建て延べ1826平方b、建築面積624平方bとなっている。
 今後は学内で組織する委員会で正式に諮った上で盆明けごろからプロポーザル要領を公示し設計者選定競技を開始。9月末の設計者選定、本契約を経て10月中の設計開始を目指していく。7月20日付で更新した同大学の工事発注見通しには、第4四半期の工事発注が見込まれているが、設計業務の進捗や文科省の認可、予算確保などの諸条件もあり流動的とされる。今のところ、第4四半期中の工事入札の公告(建築と電気、機械設備に分割)、13年度4月以降の開札が比較的早い流れとなるもよう。