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建通新聞社(中部)
2012/08/03

【愛知】一宮市 伝法寺地区調整池用地活用

 一宮市は、「一宮伝法寺地区調整池用地活用事業」の事業者をプロポーザル方式で選定する。募集要項の交付期間は8月16日まで。応募提案書類は9月12日〜14日に受け付ける。
 調整池用地の面積は約2万1966平方b。民間事業者が調整池を建設し、さらにその上部を活用(提案施設など)することで地域を活性化することが目的。市が一宮市土地開発公社の所有する土地を借地し、これを民間事業者に転貸する事業用定期借地権方式とする。事業期間は、施設の建設や撤去の工事期間も含め10年以上50年未満と定めている。
 応募者の基本要件は、国内で法人登録している事業者またはグループ(代表事業者、定期借地権転貸借契約者、運営業務者、設計企業、建設企業らで構成)で、施設の設計を担当する設計企業の条件は、「調整池(機械管理棟)・緑地・人工地盤」に関する設計で同規模以上の設計実績があり、「提案施設」に関する設計では一級建築士事務所の登録を行っていることなど。「調整池(機械管理棟)・緑地・人工地盤」の建設を担う企業の要件は、土木一式工事と建築一式工事の特定建設業許可業者で、市の建設工事等参加者名簿に一般土木・一般建築で登録していること。また、同工種の総合評定値がそれぞれ900点以上であることなど。調整池の貯留量は4万2320立方b以上で、建設後は市が管理する。6400平方b以上の回復緑地を整備する必要がある。
 10月中旬に提案内容を審査し、下旬には審査結果を公表する予定。11月下旬には基本協定を締結する方針でいる。調整池の完成は2014年度中、提案施設の完成は14年度以降となる。
 応募提案書類の提出方法は持参のみ。提出先は建設部まちづくり課 電話0586(28)8633

提供:建通新聞社