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建通新聞社(神奈川)
2012/08/15

【神奈川】茅ケ崎市 中島地内放流渠設計を9月めどに

 茅ケ崎市は、公共下水道整備事業の一環として、中島番屋ポンプ場新設に伴う放流渠の詳細設計を9月をめどに発注する予定だ。納期は8カ月。
 放流渠の規模は延長約275b、口径800_×1300_。管の種類は、設計の中で決める方針。なお、放流渠の整備工事については、国が進めている相模川の築堤工事の進捗に合わせるため、時期は未定だ。ポンプ場を含めた事業費として約4億円を想定している。
 ポンプ場の事業計画区域は、萩園第3排水区(処理面積約9・87f)のうち、市街化調整区域を除いた4fが対象。同地区は、低地帯のため、大雨時には冠水する状況が続いている。
 そのため、相模川左岸のスーパー堤防付近にポンプ場を新設し、雨水を相模川へ強制的に排水する計画。計画に伴い、河川管理者の国土交通省と協議を重ねていく方針だ。
 ポンプの仕様は口径500_、毎分32・4d程度の処理能力を持つ地下式1基の設置を予定している。ポンプ場の設計は、三水コンサルタント(横浜市西区)が担当した。
 また、ポンプ場と放流渠を結ぶ管は、新設するポンプ場から相模川の既存堤防までの延長約80b、口径800_のダクタイル鋳鉄管の敷設を予定している。
 施工場所は中島地内。