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建通新聞社
2012/08/22

【大阪】大阪市 自転車レーン設置を新規事業化 本町通での先行整備 2012年度に詳細設計、13年度工事へ

大阪市は、自転車レーン設置の新規事業化を計画。本町通での先行整備を予定しており、2012年度に詳細設計を作成。13年度に工事を実施するよう予算要求する考えだ。先行整備による効果検証を行った後、市全体の整備方針を定め、順次整備工事を進めていく。
 市では1973年から全国に先駆けて、自転車道や自転車歩行者道など走行環境整備を実施してきた。これまで市内周辺部(おおねJR環状線外側)に約470`の自転車走行空間ネットワークを形成した。
 しかし、近年、市内の事故全体に占める自転車関連事故の割合や、自転車と歩行者の事故が急増しており、社会的関心も高い。特に、市内では自転車事故の約7割が交差点で発生しており、その原因として、自転車が歩道を走ることによる自動車ドライバーによる認知ミスが指摘されている。自転車が車道を走ることで、交差点通過時でも常にドライバーの視界に入るようにする方法が効果的。このため、歩行者・自転車の安全確保を目的として、費用対効果や早期効果発現が期待できる「自転車レーン」の整備を目指す。
 2012年度は本町通の御堂筋〜堺筋で、先行整備に向けた詳細設計と効果検証のための事前調査を実施。13年度に先行整備工事を行い、効果を検証。全体整備延長、整備手法、ネットワークなどの方針を定める。
 市は建設局と計画調整局で、検討チームを立ち上げ、大阪府警本部の関係部署との関係者協議にも着手している。自転車レーンの整備に向け、歩行者・自転車の安全性確保の観点から、@歩行者や自転車などの交通状況A歩道や車道の幅員B交通事故の状況Cパーキングメーターなどの路上駐停車需要−などを総合し、候補路線の抽出と実現に向けた課題の検討を進めている。