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建通新聞社四国
2012/08/24

【香川】9、10月末に設計完了 県港湾課の液状化対策工

香川県港湾課は、高松港臨港道路朝日町本線とコンテナターミナルの2地区で液状化対策工を2012年度に発注するため、設計を進めており、完了後発注作業に入る。設計はそれぞれ9・10月末に完了する。
 臨港道路の液状化対策工は、高松市朝日町に建設中の新中央病院への主要アクセス道路となるもので、新中央病院から南伸し、国道11号の松島町二丁目交差点までの約1`を整備する。設計を9月28日までの期間でエイト日本技術開発が進めている。事業費として3億6800万円を計上。
 整備は新病院の開院が13年度中と時間的な制約があることから、県高松土木事務所では早期発注・着工を目指している。
 コンテナターミナルの液状化対策工は、高松港F地区西側岸壁に設置する荷役機械(ガントリークレーン)の基礎工部分。設計は既設岸壁の補強対策工やクレーン基礎工と合わせてエイト日本技術開発で10月31日を期間に進めている。設計完了後、液状化対策工とクレーン基礎工などが別途発注される。
 整備場所は現コンテナターミナルの北側、マイナス10b岸壁。ガントリークレーンの整備によりコンテナの積み下ろしバースが1バースから2バースに拡張され、拡大する物流量に対応するとともに効率化が図られる。