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建通新聞社(静岡)
2012/09/07

【静岡】静岡県内は0.9ポイント増の59.6%―下水道人口普及率

 静岡県の2011年度末時点の公共下水道処理人口普及率は、前年度を0・9ポイント上回る59・6%となった。全国の普及率は75・8%で、県内の普及率は依然として低い水準にとどまっている。人口が50万人以上の政令2市の普及率平均が79・3%なのに対し、5万〜10万人の5市が36・8%、3万人未満の10市町が21・1%となっており、人口の少ない市町での対策が求められている。
 県内35市町のうち下水道事業に未着手なのは、▽牧之原市▽東伊豆町▽河津町▽松崎町▽西伊豆町▽川根本町―の6市町。これ以外の29市町(22市7町)で事業に着手・供用している。
 県内の公共下水道の処理人口普及率は(処理区域内人口を総人口で割ったもの)は59・6%で、全国平均の75・8%を16・2ポイント下回っている。
 下水道が使用可能な人口に当たる「処理人口」は223万6313人となり、この1年間で新たに約2万8000人が下水道を利用できるようになった。
 県では、普及率が低い人口10万人未満の市町を中心に、下水道の整備を働き掛け、市町間格差を縮める考えだ。

「汚水処理普及率は74・4%に」

 また、農業集落排水や漁業集落排水、合併処理浄化槽、コミュニティプラントによる汚水処理を含めた県内の「汚水処理人口普及率」は、前年度を1・5ポイント上回る74・4%となった。コスト面から下水道を整備することが難しい、農業振興地域や人家の離れた地域などで農業集落排水や合併処理浄化槽の整備が進んでいる。しかし、こちらも全国平均の87・6%を13・2ポイント下回っており、普及拡大に向けた県や市町の取り組みが求められている。
(2012/9/7)
建通新聞社 静岡支社