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建通新聞社四国
2012/09/11

【香川】下部工を12月頃発注 綾坂橋架け替え

香川県河川砂防課は、綾川改修に伴う綾坂橋架け替えの下部工を2件に分けて12月ごろ発注する。1工区は橋台1基と橋脚1基、旧橋の撤去。2工区は橋台1基と橋脚1基。両工区とも橋梁建設周辺の護岸工も含まれる。上部工は2013年度事業。
 橋梁の概要は橋長77b、幅員6.2b(車道幅員5b)。下部工は橋台2基、橋脚2基。上部工は3径間連続プレビーム合成桁。設計はエイト日本技術開発(高松市)が担当した。場所は坂出市府中町。市道綾坂線に架かる橋で、仮設橋は建設せず、改築中は通行止めとなる。既設の橋梁は1977年3月に完成、延長77b、幅員4b、橋台2基、橋脚10基。
 綾川は、坂出市と綾川町を流れる2級河川。河口から府中ダム間の延長8700bを坂出工区として、73年度に改修事業に着手。河口から改修を進めており、うち7100bの改修が完了している。
 また綾川町の琴電琴平軌道から上流部、延長7100bを綾歌工区として設定しているが未着手となっている。
 改修事業は、33年度の事業完了を目指している。総事業費は163億2000万円が見込まれ、11年度末執行状況は51億7400万円。11年度末現在の用地買収率は15%(面積ベース)、工事進捗率は34%(事業費ベース)となっている。