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建通新聞社
2012/09/13

【大阪】大阪市 夢洲地区の約40f 本年度末に産業・物流の事業者を公募

 大阪市は、夢洲地区(大阪市此花区)で埋め立てが完了し、インフラ整備を進めている約40fについて、本年度末に産業・物流の事業者を公募する計画だ。
 大阪府との府市統合本部は、「グランドデザイン・大阪」で、夢洲・咲洲エリアを、海の玄関口として、新エネ産業、国際観光エンターテインメントの誘致に生かしていく方針を打ち出した。夢洲地区では、新エネルギー産業などの生産拠点、国際物流拠点を形成するとしている。
 このため、新たに開発が可能となった夢洲地区の埋め立て地に産業と物流の企業を誘致する。「産業」では、環境・新エネルギー関連産業分野などのR&D型生産拠点を誘致。「物流」では、高付加価値物流、環境負荷の小さい物流、災害に強い物流を実現する国際物流−の拠点を誘致する計画。
 公募の対象地は、既存のコンテナターミナルに隣接する。埋め立て・造成を完了し、現在道路などのインフラを整備中。約40fの内訳は、「産業または物流」が約21f。「産業」が約7・4f、「物流」が約12・7f(約4・1fはどちらの用途も可能)。
 8月31日の大阪市港湾審議会で計画変更について答申を受けた。今後、国土交通大臣へ計画書を送付し、計画概要を告示する予定。事業者の公募は段階的に行う予定で、2012年度末の公募が第1弾となる。公募面積や、募集要領は現在検討中。