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建通新聞社
2012/10/03

【大阪】大阪府 岩手県からの災害廃棄物受け入れ 積み替え施設建設へ 実施設計を18日開札

 大阪府環境農林水産部は、岩手県からの災害廃棄物の受け入れに向けて、積み替え施設を建設する。このための実施設計を一般競争入札で委託(10月18日開札)。工事は本年内に発注し、2013年2月に使用できるようにする。
 予定地は、大阪市此花区の夢洲地区内。第1区のメガソーラー設置予定地の南側で、公有水面に接した場所。面積は2f程度ある。施設は、テント構造で仮設的なもの。延べ800平方b程度を見込む。基礎も簡易な方式となる。
 災害廃棄物の受け入れでは、11月下旬に試験的な焼却処理を実施(100d)。13年2月から本格処理を開始し、12・13年度で約3万6100dの災害廃棄物(主に木くずなど)を受け入れる予定。焼却工場への搬入は、1日110〜130d、月間3000d程度とする。今回の積み替え施設は、本格処理に備えてのもの。
 岩手県宮古市の藤原埠頭で災害廃棄物をコンテナに積み、夢洲1区に荷揚げ。同所の積み替え施設でトラックに積み替え、大阪市此花区の舞洲工場まで運搬する。