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建通新聞社四国
2012/10/23

【香川】白方高架橋上部工 13年度ですべて執行

 香川県道路課は、丸亀詫間豊浜線の多度津西工区で整備を進めている白方高架橋の上部工を2013年度に仕上げる方針。一方、同工区内に建設が計画されている多度津トンネルの着工時期は14年度以降になるもよう。
 白方高架橋の下部工は最後の1基の橋脚工が進められており、12年度から上部工に着手、5月に1工区(延長64・5b)、7月に2工区(延長115b)が発注されており、13年度に残る3工区を発注する。3工区の概要は3径間連続プレストレストコンクリート中空床版桁64b。設計は長大が担当した。
 白方高架橋はJR予讃線軌道と弘田川を一体的に跨ぐもので、全幅員25b4車線のうち暫定2車線と片側歩道を先行整備している。全体の概要は延長268b、橋台2基、橋脚8基。
 また発注時期が注目されている多度津トンネル(延長800b)は14年度以降の発注となるもよう。トンネルについても高架橋と同じく暫定2車線の先行整備となる。詳細設計は復建調査設計(高松市)が担当した。
 多度津西工区は、1999年度に総事業費80億円を見込み事業着手、03年度から着工している。多度津町西白方の現道タッチから西へ進み、JR予讃線軌道や弘田川、県道西白方善通寺線などを跨ぐ白方高架橋と、西白方から見立に抜ける多度津トンネル(未着手)を経て、再び現道に合流する工区延長2800bのバイパス、幅員25b、4車線。