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建通新聞社
2012/10/29

【大阪】大阪広域水道企業団 庭窪浄水場に新たな後ろ過施設 基本設計を委託へ

 大阪広域水道企業団は、庭窪浄水場に新たな後ろ過施設の建設を計画。基本設計を公告しており、11月15日の開札後に委託。2013年6月28日までの納期で作成する。13年度は詳細設計に移行する見通し。
 後ろ過施設は、活性炭吸着池の後段に配置し、流出する可能性のある微粉炭などを除去できる施設。設置場所は庭窪浄水場(守口市大庭町2ノ30ノ18)で、既設建屋内に収納することを前提とするが、ここに収納できない場合は、企業団が示す候補地を中心に検討する。候補地に設置できない場合や、面積が不足する場合は別途協議する。
 基本設計の内容は、@最適な処理方式の選定A図面の作成B薬品注入施設、中央監視操作施設、場内整備、場内配管の基本設計C建設費、維持管理費の検討−など。設置予定場所には将来、高規格堤防を整備する構想のある箇所があり、これに対応した基本設計を行う。支障となる建屋、薬品注入施設などは再配置・移設などの将来計画を立て、浄水場全体の将来の配置計画を確定する。