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建通新聞社(中部)
2012/10/31

【愛知】一宮市 光明寺公園球技場整備

 一宮市は、「光明寺公園球技場メーングラウンド」などの改修工事を2013年度に発注するため、当初予算に工事費を計上したい考えでいる。
 ラグビーやサッカーなどで使用している天然芝のメーングラウンドを対象に人工芝生化する事業。面積は1万6000平方b。同公園は、昭和50年代に埋め立てられた一般廃棄物の最終処分場の上部に立地するため、公園全体が沈下している。エントランス広場のインターロッキングブロックも所々で浮きや陥没が見られるため、メーングラウンドの地盤強化と併せて同広場の再整備や側溝・土留壁・集水枡など周辺構造物の改修も計画している。
 地盤強化策としては、既設グラウンドを掘り起こし、セメント系や石灰系の固化剤を混ぜて強度を上げる手法が検討されている。現在、中央コンサルタンツ(名古屋市西区)が実施設計を進めており、具体的な工事の内容をまとめる。
 工期は単年度。14年4月までに供用を開始する見通しだ。
 所在地は光明寺治大日東70。
 市は光明寺公園のメーングラウンドのほか尾西運動場(開明字柳苗代6)でも人工芝生化を予定している。現運動場はテニスコートやトラック、天然芝のグラウンドや観覧席を備えており、改修工事では人工芝の多目的グラウンド(少年用サッカー場や野球場、町内のイベント用、200b程度のトラックなど)をはじめテニスコート4面、器具庫、トイレ(既存施設を活用)、駐車場(100台分程度)などを整備する計画。工事は13〜14年度の2カ年。

提供:建通新聞社