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建通新聞社(中部)
2012/11/05

【三重】県健康福祉部 こども心身医療センター建築関連設計

 三重県健康福祉部は、「こども心身発達医療センター」(仮称)療育環境整備事業について、敷地整正などの基盤整備を主とした建築関連設計を南海カツマ(津市)に、また関連する地質調査を東邦地水(四日市市)に委託した。調査・設計工期は、建築関連設計が2013年10月31日までで1年をかけて行う。地質調査は135日間。これらの業務に続く施設建築の設計委託は12年度末の契約を目標としており、今後、選定方式なども含めて検討し発注準備を進める考えだ。
 建設予定地は津市大里窪田町の国立病院機構三重病院敷地内の南側の病棟のさらに南側で旧正面玄関のロータリーや駐車場として利用しているスペースと、残土置き場などの余剰地を合わせた面積約3・8f。このうち土地利用可能面積は約1・2f。候補地の検討段階で予定していた病院敷地内の東側の余剰地から変更していた。
 新たな予定地に変更したことで、造成の必要性がほとんどなくなり、現地形や自然環境の改変を行わない土地利用計画となった。敷地へのアプローチは、南側に接道している県道草生窪田津線を利用する。なお現駐車場(職員用)を利用するため、敷地内の2カ所の平場を対象に、県側が駐車用スペースを整備する計画。
 今回の建築関連設計では、敷地整正に当たり、周辺環境や敷地形状を踏まえた合理的な敷地整正計画を策定する。基本と詳細設計が連続する複合業務で、13年3月には基本設計の仮成果をまとめる。13年度の第1四半期には開発許可、建築許可の申請を行う前提で、詳細設計の進捗を図る。
 設計の委託内容は、基本設計段階で敷地整正(設計対象面積1・3f)、施設への進入道路となる南側の県道拡幅の設計(延長330b)を13年3月までにまとめ、詳細設計で、敷地整正、道路拡幅の詳細を詰めるととともに、駐車場(0・25f、0・45fの2カ所)、北東側駐車場から接続する歩行者道の設計(延長220b)、道路照明、調整池、排水路などの詳細を詰める。併せて全体の路線測量を行う。
 地質調査は、建築関連設計と今後委託される建築設計の基礎データとして補完するもので、地質調査16カ所(掘削長計225b)、標準貫入試験が計225回、室内土質試験を行う。
 基本的な事業スケジュールは、当初計画通りで、12年度から実質的な建築設計に着手し、13年度から工事に入り、17年度に開院する予定。
 同センター整備計画は、県立草の実リハビリテーションセンター(津市城山)と県立小児心療センターあすなろ学園(〃)の2施設と三重県児童相談センターの機能を統合した施設を建設し、併せて、新センターに入所する子どもの教育を保障するため、県教育委員会所管の特別支援学校を整備する。新センターの施設規模は、現在の両施設の延べ面積約1万5000平方bを参考にして、現在の機能を確保できる程度の規模を検討する。特別支援学校は津市立のあすなろ分校(県立に移管)、県立城山特別支援学校草の実分校、県立緑ヶ丘特別支援学校を再編し新たな学校として整備を行う。

提供:建通新聞社