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日本工業経済新聞社(埼玉)
2012/11/07

【埼玉】最優秀設計者は石本/新斎場建設の基本設計

 公募型プロポーザル方式により新斎場建設に向けた基本設計受託者の選定作業を進めていた川越市は10月29日、石本建築事務所(千代田区、電話03−3262−7161)と契約した。契約金額は2100万円(税込み)。納期は2013年3月22日。13年度に予定する実施設計は今回の成果を踏まえ、適性が認められない場合を除き、随意契約を締結する運び。
 プロポーザルには、3者が提案書を提出した。審査委員会による審査の結果、100点満点で81・38点を獲得した同社を特定、基本計画策定支援業務に続いて担当することになった。次点は78・40点だった。
 審査項目は@業務執行体制A工程管理B斎場設計の考え方および建設予定地の敷地利用C建物内における人等の流れおよび快適性D環境・エネルギーEライフサイクルコスト低減化F見積価格――。
 講評では同社の提案内容について、地域特性や隣接する市民聖苑やすらぎのさととの関係を把握し、周辺環境に配慮した明確な配置計画、アプローチ空間とすることで利用者の利便性向上が図られたとしている。また、施設のコンパクト化により十分な駐車場と緑地を確保、敷地の有効活用がみられたとしている。
 さらに、環境・エネルギーに関する技術提案では自然光活用、屋根面への太陽光パネル設置などにより環境配慮型建築を目指すとともに、低層建物を連続させるなどの工夫で周辺への影響も意欲的に取り組む姿勢が見受けられるとした。
 一方で、炉前ユニット(告別室・収骨室・見送りホール)の提案については、配置計画や通路が葬送行為の個別化、利用者目線に配慮すべきとの意見があったと付け加えている。
 建設予定地は、市民聖苑やすらぎのさと東側農地の小仙波786−1ほか約1万8100u。施設は火葬部門約3100u、待合部門約1700u、式場部門約750u、事務部門約250u、その他約400uで、総延べ床面積6200u程度。主な機能は告別室、見送りホール、収骨室、火葬炉室、待合室、式場、火葬炉機械室、動物火葬炉室など。炉数は火葬炉12基、動物火葬炉1基。
 基本計画における今後の想定スケジュールは、13年度に実施設計と造成工事着手。14〜16年度に建設工事、火葬炉設置工事を実施、17年春オープンを位置付けている。