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建通新聞社四国
2012/11/09

【香川】県の上期契約率は52%

9月末の香川県の公共事業などの契約額は341億3400万円、予算計上額に対して52・0%の契約率となっており、早期発注が影をひそめ自然体の契約状況が顕著になっている。
 昨年度は集計がなく比較できないが、景気対策として上期の発注目標を8割以上と設定した2009年度から減少傾向にあり、過去に上半期の早期発注目標を設定しない年度は50ポイント前後で推移している。
 年度予算に占める公共事業などの予算計上額は、前年度繰越額を含め総額656億2500万円。
 項目別では普通会計が予算計上額536億0900万円に対して253億0100万円を契約、契約率は47・2%。普通会計以外の会計が予算計上額120億1600万円に対して88億3300万円を契約、契約率は73・5%となっている。
 過去の上半期契約率と目標設定は1996年度が「景気の動向に応じて機動的・弾力的な運用」を目標に59・4%、97年度が目標設定せず57・2%、98年度が目標を「過去最高を上回り81%以上」とし78・8%、99年度が「上半期契約額の前年度実施を10%上回る伸び」とし77・0%、00年度が「70%以上」とし66・7%、01年度が「景気の下支え効果が切れ目なく現れるよう機動的に施行」とし54・3%、02年度が「70%以上」とし66・9%、03年度から08年度の6年間は目標設定せずそれぞれ50ポイント前後を推移した。
 09年度には経済対策として「8割以上」とした設定目標に対して79・2%、6月補正を含み67・7%となった。以後、10年度は目標設定なく58・3%、12年度は集計されなかった。