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日本工業経済新聞社(山梨)
2012/11/09

【山梨】土壁工、近く公告へ 整備範囲は280u程度 城東バイパスU期

 城東バイパスU期建設(甲府市砂田町〜朝気1丁目)で県は、砂田側の土壁工に着手する。砂田側から橋梁取付部までの盛土工で、工期は10カ月。今月末〜来月上旬には入札公告する予定で準備を進める。
 土壁工は延長約78mにわたり実施。整備範囲は約280uに及ぶ。土は2000立法m程度使用。併せてボックスも1基設置する。ボックスは長さ25m、高さ4・1m、外幅5・3mの規模を予定する。
 同バイパスでは、JR身延線をまたぐ橋梁が大半を占める。今後下部のメドがついた箇所から上部の製作・架設を進めていく状況。15日には朝気側5径間の製作・架設の施工者が決まる予定だ。工事概要は5径間連結PCプレテンションT桁橋L109・6m、プレテンション桁製作・架設N105本。設計は東日(静岡県)が手掛けた。施工は2者JV。工期は来年11月まで。予定価格は約3億7699万2000円(税込み)に設定された。
 残る3径間2橋の上部も年度内着手に向け予算を確保。本年度1億、来年度債務2億の計3億円を用意した。製作は2橋ともに県、架設は県とJRとで行う。舗装や高欄部分については、今後JRと結ぶ協定のなかで施工分担を協議、現状ではどちらが主体で発注するか決まっていない。