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建通新聞社
2012/11/19

【大阪】大阪府市統合本部 大阪府市共同・住吉母子医療センター(仮称)の整備イメージ 延べ約1万2500平方bで 設計工事費69億円を概算

 大阪府市統合本部は16日の会議で、府立急性期・総合医療センター(大阪市住吉区)と市立住吉市民病院(大阪市住之江区)が統合して生まれる「大阪府市共同・住吉母子医療センター(仮称)」について、整備イメージを示した。府立急性期・総合医療センターの敷地内に、延べ約1万2500平方bの新棟を建設。整備費用は約89億円。このうち、設計・工事費は約69億円を概算する。
 5階建ての階別内訳は1階が外来(小児科、産婦人科)。2階が外来化学療養室、内視鏡室、外来(消化器内科)−など。3階が手術室など。4階が病床で産科46床(一般40床、MFICU6床)、新生児科21床(MFICU9床、GCU12床)。5階が病床で小児科58床(一般50床、HCU8床)。3階に既存病院(中央館)との連絡路を設ける。
 規模は5階建て延べ約1万2500平方b。建築面積は約2500平方b。整備費用約89億4000万円の内訳は、▽新棟本体整備費約50億円▽危機整備費約20億円▽設計費約2億7000万円▽付帯工事費約16億7000万円。付帯工事は、渡り廊下、立体駐車場、雨水貯留槽移設、外構−などを予定。基本構想・基本計画は大建設計(大阪事務所・大阪市西区)が担当。
 順調なら2013年度に基本・実施設計を作成し、14年度に着工。16年度中に新棟を完成。住吉市民病院の機能を移転するスケジュールを立てている。
 府立急性期・総合医療センターの場所は大阪市住吉区万代東3ノ1ノ56。センター全体の敷地は4万8438平方b。このうち、新棟の計画地は 南側駐車場部分で約5300平方b。第1種住居地域・商業地域。