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　本年度上期における県県土整備部発注建設工事の契約件数が９０８件だったことが県契約検査課への取材でわかった。前年度上期と比べ、70件減少している。当初契約額も１２０億４１６２万７０００円で、前年度上期より１億２４４７万８０００円下がっている。このうち、一般競争入札は67件で、前年度上期より件数で３・４倍、契約金額で３・１倍増加した一方、指名競争入札については件数が15・９％、契約金額で19％減少している。なお、平均落札率は随意契約を含めた総計で前年度上期と同率の94・７％、競争入札のみで算出した場合、前年度上期より０・１ポイント低い94・１％だった。

　本年度上期における同部の契約件数は９０８件、当初契約額は１２０億４１６２万７０００円となっており、いずれも前年度上期（契約件数９７８件、当初契約額１２１億６６１０万５０００円）を下回った。
　内訳をみると、一般競争入札が67件・29億３３５７万３０００円、指名競争入札が６７１件・89億７１９９万２０００円、随意契約が１７０件・１億３６０６万２０００円となっている。
　前年度上期は、一般競争入札が契約件数20件・当初契約額９億４２９２万１０００円、指名競争入札が同７９８件・同１１０億７４８６万１０００円、随意契約が同１６０件・同１億４８３２万３０００円だった。
　一般競争入札については契約件数、当初契約額とも前年度上期より増加し、契約件数は３・４倍増加し、当初契約額も３・１倍増と大幅な伸びを示した。
　その一方、指名競争入札は前年度上期より件数で15・９％減、契約金額で19％減少している。
　平均落札率をみると、全体平均が94・７％で、前年度上期と同割合。内訳は一般競争入札が92・３％（前年度上期92・４％）、指名競争入札が94・３％（同94・２％）、随意契約が97・３％（同97・３％）で、随意契約を除いた競争入札の平均落札率は94・１％と前年度上期より０・１ポイント下がっている。
　なお、２０１１年度通期の平均落札率は全体平均が94・６％で、一般競争入札が92・６％、指名競争入札が94・２％、随意契約が97・４％となっており、随意契約を除いた競争入札の平均落札率は94・２％だった。