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建通新聞社
2012/11/27

【大阪】大阪市計画調整局 「中之島西部地区民間開発誘導方策検討調査」で公募型プロポーザル 扇町高校跡の処分・開発など検討

 大阪市計画調整局は、「中之島西部地区民間開発誘導方策検討調査」で公募型プロポーザルを実施する。市立扇町高校跡地を含む中之島5丁目地区を中心に、大規模低未利用地への都市機能導入を検討する。参加申請の提出は12月6日まで。11日に提案書の提出者を決定。提案書の提出(11〜27日)プレゼンテーションなどを経て、2013年1月10日に最優秀提案者を決定する予定。
 市立扇町高校跡の場所は、大阪市北区中之島5ノ2ノ11他。敷地面積1万0909平方b。1957年建設の校舎など既存施設が延べ7579平方bある。学校統廃合に伴い2010年3月に閉校となった。市の未利用地活用方針で前期処分検討地(13年度末まで)に位置付けられている。
 今回の調査では、高校跡周辺を含む中之島5丁目地区の開発計画策定に向け、地権者との協議資料の作成や市の未利用地処分に関する検討を行う。
 具体的内容は、@都市機能の誘導手法、条件などの事例収集整理A中之島5丁目にふさわしい都市機能導入の検討B市有地の活用も踏まえた、敷地整序型土地区画整理事業の検討C関連する中之島4丁目地区も含めたゾーニングの検討−など。
 府市統合本部の「グランドデザイン・大阪」で中之島5丁目地区は、水辺空間の整備や一体的なまちづくりを推進するとされている。また、中之島4丁目では、新しい美術館のコンセプトやコンサートホールについて検討が行われており、この検討内容を本調査に反映させる。
 予算規模の上限は299万2500円(税込み)。納期は13年3月26日。