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日本工業経済新聞社(埼玉)
2012/12/06

【埼玉】4・7億円で売却へ/スマートタウンの整備用地

 熊谷市は、開会中の12月議会にスマートタウン整備用地を、事業請負者のミサワホーム梶i新宿区)へ4億7816万3000円で売却する処分契約案を上程。18日の議決を経て契約書を取り交し、2013年1月に土地を引渡す予定となっている。
 スマートタウン整備は、JR籠原駅の北東約1200mに位置する別府5−185の面積1万8596・5uで実施。事業請負者が本件土地の所有者となり、道路、公園等、上下水道等の施設を整備し、戸建住宅を建設・販売するもの。事業の完了予定は16年9月。
 ミサワホームの提案概要は、住宅戸数73戸で、1区画平均178・9u。住宅には太陽光発電、LED照明の導入に加え、太陽熱利用による「床暖房」も予定。HEMS(ホームエネルギー管理システム)は、電力、ガス、水道すべてのエネルギーの見える化に対応している。また、庭の植栽で風を導き、直射日光を遮る「微気候設計」により、まち全体に冷やす工夫を計画し、住宅内にも自然の風の流れを取り入れた『体感温度−3・5℃のまちづくり』も具体的に示した。 さらに、当初計画では市が整備を予定していた、用地東側部分の桜並木を含む公園・緑地(面積1647・8u)もミサワホームが「クールスポット」と位置づけ、一体的に整備していくこととなった。