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建通新聞社四国
2012/12/07

【香川】観音寺市新市民会館 14年7月着工目指す

観音寺市は、新市民会館建設を計画。施設構成や作業工程、配置計画など具体的な方針を示した基本計画案を明らかにした。市では、計画策定を進めるため、12月3日からパブリックコメントの募集を開始している。
 新市民会館の施設規模は、延べ面積は7000平方b。内部は、1200人程度収容可能とする大ホール(1階席800席程度、2階席400席程度)を中心に300〜350人程度収容可能な小ホール、議室、リハーサル室、和室、楽屋、ロビーなどで構成する。建設地は観音寺南小学校と観音寺幼稚園の解体跡地となるが、敷地内の屋内運動場(延べ床969平方b)は2008年度に大規模改修工事を行っているため、イベントなど多目的な利用に対応できる施設に現状規模で改修して活用する考え。また、太陽光発電システムなど新エネルギーシステムの導入や防災機能向上に配慮した自家発電設備やかまどベンチ、マンホールトイレなどの設置、平面駐車場(500台以上駐車可能)の整備を計画している。
 今後の作業工程は、日建設計(大阪オフェス)で進める基本・実施設計を13年12月までに完了させ、14年4月から観音寺南小学校、観音寺幼稚園解体に着工、同7月に新市民会館建設に着工する予定。16年1月の竣工、同4月の開館を目指す。
 その他、敷地の配置計画ついては、車輌の主要出入口を県道観音寺善通寺線および市道中央七間橋線、歩行者は東側の市道白浜1号線と南側の市道駅通り七間線1号線とする。また、新施設は現屋内運動場を囲むように配置することにより、外観的にも機能的にも一体として利用しやすいように配置している。