トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2012/12/10

【群馬】笠懸小分離校−工事費は23億試算

 みどり市は、児童数の増加を受け新設分離を計画している笠懸小学校について、来年度に新設校の建設予定地の選定を行うことを明らかにした。これは、11月市定例議会一般質問へ答弁したもので、市教委は「現在は建設予定地の選定を進めている段階。2013年度中に予定地を決定したい」と話した。同校は、児童数が1000人を超えるマンモス校となっており、今後も増加傾向にある。これまでに同校の増改築や学校区の再編なども検討していたが、2011年に新設分離との方針を示し、その後笠懸学校区の再編成協議を進めていた。事業費として、現段階では約31億円を見込んでおり、そのうち用地費に約8億円、工事費に23億円を試算している。

 市は現在学校区の再編を行っており、来年度は学校区や通学距離、笠懸地区の学校配置のバランスなどを検討しながら予定地の選定を計画している。建設予定地としては、学校の配置の適正化から笠懸地区の西部を中心に協議を行っており、敷地面積は2・5〜3ha程度となる見通し。
 笠懸小学校は、笠懸町鹿地区にあり、現況の校舎はRC造3階建て、延べ床面積7888u。本年度当初で児童数が1049人、学級数は36クラス。今後も児童数は微増していく見通し。現況の校舎では現在の36クラスで普通教室や特別教室の数がほぼ限界となっているほか、校庭や体育館、プールなどで使用制限が設けられるなどの問題点がでているが、現況施設の近辺で新用地の獲得などが困難であるため、現況校舎の増築ではなく新設分離での対応となった。
 新設する学校は420〜630人程度を想定しており、事業費は約31億円を見込んでいる。その内訳としては、用地費に8億円、校舎や体育館、プールなど全施設の建設費に23億円を試算。今後のスケジュールとしては、順調にいって5〜6年以内の開校となる見通しで、来年度に建設予定地を決定し用地取得にかかわる諸手続に着手する計画。笠懸地区には同校のほかに笠懸北小学校と笠懸東小学校の2校があり、それぞれの本年度当初の児童数は笠懸北小学校が325人笠懸東小学校が549人で、同地内の児童数は計1923人。ここに新設校が加わった場合、同地区は300〜600人規模の4小学校体制となる。
 また、新設分離した後は現有施設で学校規模に合わせた改築や、建築から40年以上たっている施設を対象に修繕などの実施を検討している。